| 本書の目次 |
| 第一章 1960年代の「夏」 日野てる子『夏の日の思い出』 舟木一夫『渚のお嬢さん』 ジャッキー吉川とブルーコメッツ『青い渚』 加山雄三『お嫁においで』 梓みちよ『ポカン・ポカン』 ザ・ワイルド・ワンズ『想い出の渚』 美空ひばり『真赤な太陽』 ザ・タイガース『シーサイド・バウンド』 橋幸夫『恋のメキシカン・ロック』 梓みちよ『渚のセニョリーナ』 黛・ジュン『天使の誘惑』 ベッツィ&クリス『夏よおまえは』 西郷輝彦『真夏の嵐』 第二章 1970年代の「夏」 第三章 1980年代前半の「夏」
第四章 1980年代後半の「夏」 |
以下、「はじめに」より
| 日本は春夏秋冬と四季がはっきりしていて、旅行者に人気があるという。 より細かく見れば、四季に加えて梅雨期も含めた五季であるという人もいる。 短歌や俳句には必ず季節の言葉を入れるし、折々の食べ物も昔からある。 何より四季、ないしは五季がそれぞれ特徴を持っているので、相互に他節を引き立たせている。 たとえば、6月から7月にかけて日本のほとんどの地域では梅雨がある。雨はジメジメして鬱陶しい。低気圧は何となくウツな気持ちになる。しかし、梅雨があるからこそ開けてからの灼熱の夏を待望する。 そして、暑い夏があるからこそ静かで涼しい秋を求める。 四季の中でも中核になる夏。その時を舞台にした歌は多い。これまで、どれだけの「夏の歌」がリリースされたことか。 スタイルも、時代や歌手によって様々である。 青春歌謡、ハワイアンソング、メキシカンソング、フォークソング、ニューミュージック、ロック、ポップス……。 そこでは、情熱、誘惑、失恋……、人々の普遍的な思い、営みが多くのアーチストに歌われてきた。 季節を歌い、人々の心を写しとってきた「夏の歌」。 時代は変わっても、夏の歌がなくなることはないだろう。 今回は、1960年代〜80年代にリリースされた「夏の歌」から百曲を選び、そのジャケットともに振り返ってみよう。 |