悪徳業者扱いはやめてほしい
最近ではSOHO関連の情報交換サイトも増えてきた。外注を求めている企業のSOHO探しのためのコンテンツもあるが、SOHO同士のコミュニケーションの場として日夜賑わっているようだ。
BBSをちょっと覗いてみると、仕事中に何を飲んでいるか? といったたわいもない雑談から、保育園入園の申請の際にSOHOの仕事をどのように説明したらいいか?
などの相談まで実に様々なテーマで盛り上がっている。
その中でも特に熱心に語られているのが、債権回収と悪徳業者についての話題だ。
具体的には
「仕事をしたが支払いが滞っている。どうしたらいいか」とか
「登録料をはじめに支払ってソフトも購入したけれど仕事を紹介してもらえない」
といった話が多い。
そうした書き込みを毎日のように読んでいると、「弱いSOHOを食い物にするとんでもない会社が多い。気を付けなくっちゃ」と必要以上に身構えてしまうらしい。ウチの募集にも実にフザケた応募メールが来る。名前こそフルネームで書いてあるが、「年齢:36?40歳」「住所:東京都江戸川区」などとボカして書いてある。もちろん電話番号は書いていない。ある書き込みによれば「個人情報は高く売れる」らしいので、警戒しているのだろう。こちらは募集の際に会社名から所在地、電話番号、担当者名などすべて明かしているのにこの態度だ。「求人募集を見たら悪徳業者と思え」と考えているとしか思えない。
ビジネスは信頼関係の上に成り立つ。のっけからこんな態度の人とは仕事をする気にはなれない。不採用の人にはいちいち返信しないことにしているので、そのままほっといた。
数週間後、くだんのBBSに「応募しましたが返事がもらえません。悪徳業者でしょうか?」という書き込みがあった。個人情報収集を目的とした募集ではないか、という相談だったから、こちらに応募した人とは別人らしい。返事をしないことと個人情報を悪用することはつながらないし、本業とは別にそんな面倒なことをするはずもないのだが、こういう人は自分の常識で納得できないことがあるとすぐ「悪徳業者」の文字がちらつくのだろう。
厳しいことを言わせてもらえば、悪徳業者にひっかかるSOHOはおバカである。
営業をかけて仕事をぶんどってくる実力がないから、お金を払って仕事をまわしてもらおうなどと考える。ついでに言えば債権回収もそうだ。中にはきちんと仕事をしたのに支払いを渋る会社もあるが、大抵は仕事のできる外注なら大切に扱う。数万、数十万の金を惜しんだりはしないものだ。
きちんとした会社とつきあえる実力を身につけること。トラブル回避の基本はそこにあると思う。
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